長正館は、笹森順造十六代宗家から、昭和47年(1972年)3月に認可を受け、現在、小野派一刀流宗家道場禮楽堂大阪支部道場として活動しています |
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剣道日本1986年8月号表紙(長正館にて撮影)
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表紙のことば
一刀流は“切落し”に始まり“切落し”に終わる、といわれる。それにはまず、打たれたくない、負けたくないという一切のわが心の欲を切り落とすことから始めなければならない。「剣道はここから出発すべきで、この“切落し”の精神と技術を正しく体得して本筋
の剣道に精進したいと思います。 私は、小野派一刀流を関西に広め残すために、私を御指導くださった先師に対し絶大な感謝報恩の念をもって、さらに奥深く追求鍛錬していくつもりです」
と長井長正範士八段は語る。表紙の技は、組太刀五十本目の「余り」 ----- 相手の力を余し、その余力をわがものとなし、余すところなく勝つ。仕方を長井長正範士に、打方を武藤敝仁六段に演じてもらった。
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撮影/御所野洋幸 |
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剣道日本2002年7月号表紙(長正館にて撮影)
打方:井上勝由 仕方:櫻田章夫
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表紙のことば
剣道範士八段の故長井長正が昭和45年に私費で建設した。「古流の形を研究錬磨してみなければ、本筋の剣道は到底わかるまい」と師・吉田誠宏から説かれていた長井範士は、道場をつくるのと前後して、国士館専門学校時代の恩師である小野十生と宗家笹森順造に小野派一刀流を学ぶようになった。現在もその遺志を継ぎ、月に数回小野派一刀流の稽古が行われている。かっては長井範士が考案した「少年一刀流の形」を教えていたが、現在、一刀流はある程度手の内ができた段階から指導している。
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